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だいあん先生

大高酵素工場見学旅行記B

5月20日(金)pm3:00 〜
さぁ 伊達工場見学も佳境に入ってきました。

仕込み作業室では、原料の50種の樽仕込。
樽は杉製で1ヶ 1・5斗入り・・・。  ってことは、1斗が約18リットルだから、1樽27リットル。

そこに、経験を生かした順番があり、まず”ササ”それから、”大根から製造した砂糖(ビート)”と合わせて樽へ漬け込んでいく。



なぜ、砂糖??

どうやら大高先生が、植物の生命体を吸着させるのは”何が一番”かと試行錯誤した結果が砂糖だったと・・・。

1樽の植物対砂糖は『約1対1の割合』で、多量の砂糖を使用するらしい・・。




で、仕込み終えた”1日 490樽”を今度は、自然抽出室で7日間眠らせる。


1日のうちで、四季をイメージし ”暖房 ‐ 湿度(スチーム) ‐ 冷房” を2回程 ”5 〜 25℃” までを繰り返す事で、多種の植物たちの自分の合った温度調節する。
う〜ん なんと手間ひまかかる工程だろう。

490樽のうち1つには、樽の一部にガラスがはめ込まれており、曜日と抽出具合を見るらしい。




それで、7日間で開封すると、全量は約半分になっていた。




それをろ過していくが、だいたい1樽で6〜8リットル位しかできないそうだ。


そうすると大高酵素の原液の誕生である。

あれ?しぼりカスはどうするのだろう??




どうやら、再発酵させ乾燥し細かく砕いて、

袋につめて

北海道の競走馬のえさのカイバに混ぜて飼料として利用するらしい。



ちなみに、20kg入で3000円とか・・。





話をもどして、カスをろ過された無色透明の大高酵素の原液は、酵素熟成タンクへ運ばれ、37℃を保ちながら(人の体温と同じ へぇ〜〜!!)半年から1年間熟成される。


その間、乳酸菌や様々な菌の下克上が繰り返され、最終的には『大高酵素』のOE型酵素だけが生き残り、PHも3.4となる。
確かに、このPHは”食酢”と同じ酸度で他の菌体は生き残れないわな・・・・。フムフム。



毎日タンクのぞき窓でチェックし、


拡大すると↓

一部白く見えるのが、まだ他の酵素が浮遊している様子。

最後は、好気性の菌体は上部へ浮き、嫌気性の菌体は下部へ沈殿し、その菌体の上下死滅菌を取り除き、『大高酵素』の最高級品は、5種類の植物(サンショウ、クロモジ、ニオイヒバ、ミョウガ、オオバコ)を加えてさらに発酵・熟成の強化を目的に再発行という二段仕込。
熟成された至極の逸品の完成となるわけです。・・・と。

成分的には、95%は水分と糖分。(糖分といっても当初の砂糖が、生命維持に必要なクリーンエネルギーのブドウ糖と果糖に変化した。)
残りが、貴重な生理活性物質らしい。



作られて瓶詰めされた酵素はロット単位で、1瓶ずつ全部保管。


何十年以上前のビンテージ酵素もあるそうだ。
当然、最終安定物質”酵素”なので、今でも飲めるそうだ。

確かに今の『大高酵素の最高級品』も賞味期限はない!!(一生 悪くなったり変化しないということ。すごい!!)


3時間以上の工場見学の最後は、バスの中から工場の見学の説明、解説していただいた 大高酵素鰍フ会長である”杉森氏”による、

大高酵素復習会というより・・ 義父”大高先生”との思い出話が中心でした。


工場見学での 最高のもの作りの為、一切の手抜きをせず、細かい所のこだわりなど、驚くばかりでした。



工場見学を終え、一路宿泊地である 洞爺湖畔の万世閣へ!!

疲れた体を癒すのに十分の料理と


更に”冷えた”ご当地ビール『サッポロクラシック』で、 


のどを潤し、満喫した1日が過ぎていきました。

明日は、大高酵素の本社工場見学、早く休まねばと思いつつビールに酔いしれる小生であった・・。



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